【東京 ヤマトタマムシ 黒カナブン 幼体カマキリ アカボシゴマダラチョウ】2025年7月12日(土)
カブトムシ、クワガタムシの夜の樹液採集の為に、都内の森で昼に樹液チェック!
すると意外にレアな昆虫を発見出来ました!!
絶滅危惧種!!!と思われる昆虫でも都心にもまだまだいるものですね。
東京では絶滅危惧II類指定されているヤマトタマムシ。
キラキラと輝いて本当に綺麗ですよね✨
手に取って観察してみたかったのですが…近づくとすぐに飛んでしまいます、しかも凄く高く飛ぶので網が無いと捕獲は難しいと思われます。
レッドデータブック東京
ヤマトタマムシ Chrysochroa fulgidissima fulgidissima
https://wwwc4.musetheque.jp/rdb_tokyo/detail?cls=collect01&pkey=4312
東京では絶滅危惧I類指定されている黒カナブン。
なかなか出会えない漆黒の黒カナブンは黒い宝石💎とも言われていて、カブトムシやクワガタムシよりレア度は高いです!
一般的な緑や茶色のカナブン自体あまり令和時代の東京ではあまり見かけない気がします。
レッドデータブック東京
クロカナブン Rhomborrhina polita
https://wwwc4.musetheque.jp/rdb_tokyo/detail?cls=collect01&pkey=1286
絶滅危惧種ではないですが…幼体カマキリ
まだ羽根が生えていない幼体は腹を上げる性質があるハラビロカマキリ。
羽根が生えている成体カマキリと比較するとレアだと思われます。
絶滅危惧種のゴマダラチョウ(奄美亜種)を東京で発見🦋!
と思ったら特定外来生物のアカボシゴマダラチョウ夏型でした(笑)
※夏以降に発生する「夏型」に鮮やかな赤い斑紋があり、春先に羽化する「春型」の個体には赤い斑紋は無いそうです
絶滅危惧II類指定されている東京産ヤマトタマムシ

ヤマトタマムシ 意外と知らない話
Jewel Beetle
ヤマトタマムシは、国宝の「玉虫厨子(たまむしづし)」に使われていることで有名ですが、実は「色が変化して見えるのは色素ではない」「意外にも泳ぐのが得意」「実は絶滅危惧種に指定されている地域が多い」など、驚きの生態や意外な事実がたくさんあります。
1. 虹色に光る理由は「色素」ではない
タマムシの背中がキラキラと光り輝いて見えるのは、実は色素によるものではありません。
「構造色」と呼ばれる現象で、羽の表面に微細な凹凸が何層にも重なっており、光が当たる角度によって特定の波長が反射・干渉することで、あの美しいメタリックカラーが生み出されています。そのため、光を全く通さないタマムシの標本を顕微鏡などで観察しても、色褪せることなく何百年も輝きを保ち続けます。
2. 空を飛ぶだけでなく「水に落ちても泳げる」
主にエノキやサクラなどの高い木の上に生息しているタマムシですが、危険を感じると木から落下して逃げることがあります。その際、もし誤って水たまりや池に落ちてしまっても、器用に足を動かしてバタ足のように水をかき、水面をスイスイと泳いで陸地までたどり着く意外な遊泳能力を持っています。
3. 実は東京などでは「絶滅危惧種」
キラキラした昆虫として全国的に知られていますが、実は都市化や雑木林の減少、手入れ不足によって数が減っています。
東京都や神奈川県などの関東圏を含む一部の都道府県では、レッドリストで絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されており、簡単には見られない貴重な昆虫になりつつあります。
4. 飛ぶためにあの形をしている
カブトムシやクワガタのように大きく頑丈な体を持っていますが、タマムシは木々の隙間をすり抜けて飛ぶ必要があるため、流線型で細長い形状をしています。また、死んだふりをして木から落ちる(擬死)習性があるほか、強力な毒は持っていませんが、危険を感じると特殊な臭い液を出して外敵を遠ざけます。
5. 成虫の寿命はとても短い
幼虫として木の中で数年かけて成長しますが、成虫になってからの寿命はわずか数週間から1ヶ月程度しかありません。夏の日差しが強い7月から8月にかけての一時期だけ、木々の葉の上で活発に活動する姿を見ることができます。
絶滅危惧I類指定されている東京産黒カナブン

クロカナブン 意外と知らない話
Black Drone Beetle
クロカナブンは、ただの「黒いカナブン」ではなく、知れば知るほど面白い独自の生態を持った独立した昆虫です。
意外と知られていない驚きの秘密を、4つのトピックに分けて詳しく解説します。
1. 遺伝子が違う「完全な別種」
普通のカナブンの「黒色変異(色違い)」だと思われがちですが、遺伝子レベルで異なる「独立した一種」です。
体色の秘密: 普通のカナブンの黒化型は光を当てると赤紫や緑の光沢が見えますが、クロカナブンは磨き上げた革靴のように漆黒の鋭い輝きを放ちます。
見分け方: ひっくり返して「後ろ脚の付け根」を見ます。左右の付け根がピタッとくっついているのがクロカナブンです(普通のカナブンは離れています)。
2. 実は絶滅が心配されている「幻の存在」
昔はどこにでもいる虫でしたが、現在は各地のレッドデータブックで絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されるほど激減しています。
真夏のわずかな期間だけ: 普通のカナブンが6月~9月まで長く見られるのに対し、クロカナブンは8月中旬頃の短い期間に一気に出現します。
里山の減少に弱い: 幼虫期に良質なクヌギなどの腐植土(朽木が細かく砕けたもの)を大量に必要とするため、人の手が入らなくなった放置林や都市化によって、真っ先に姿を消してしまう繊細な虫です。
3. 幼虫の歩き方が「仰向け(背面歩行)」
クロカナブンの幼虫は、カブトムシやクワガタの幼虫とは全く違う奇妙な移動方法をとります。
ひっくり返って進む: 地面に置くと、ゴロゴロと仰向けになり、背中を地面にこすりつけながらイモムシのように波打って前進(背面歩行)します。
脚は飾り?: 足が非常に小さく、歩行の役にはほとんど立ちません。これはハナムグリやカナブン亜科の幼虫だけに見られる独特な特徴です。
4. カブトムシより高い「ハイスペックな飛行能力」
甲虫(カブトムシやクワガタなど)の中でも、カナブンの仲間はトップクラスの飛行メカニズムを持っています
羽を開かずに飛ぶ: 普通の甲虫は硬い前羽(鞘翅)をガバッと左右に広げて、邪魔そうに飛びます。しかしクロカナブンは、前羽を閉じたまま、横の隙間から後ろ羽だけを伸ばして羽ばたきます。
空中での高い操作性: この構造のおかげで空気抵抗が非常に少なく、弾丸のようなスピードで飛びながら、空中での急な減速やスムーズな着地をこなすことができます。
普通のカナブンを見かけたら、ぜひお腹側を観察してみてください。もし脚の付け根がくっついた「漆黒の個体」であれば、それは今やとても貴重になったクロカナブンです。
東京産ハラビロカマキリの幼体

ハラビロカマキリ 意外と知らない話
Asian Mantis
ハラビロカマキリは、オオカマキリなどに比べてずんぐりした体型が特徴ですが、実は非常に好戦的で、恐ろしい寄生虫のターゲットになりやすく、近年はそっくりな外来種に縄張りを脅かされているという、意外な一面をたくさん持っています。
意外と知られていない驚きの生態や秘密を、わかりやすく解説します。
1. 体は小さいのに「超・武闘派」
オオカマキリよりも一回り小柄(45〜68mm程度)ですが、性格は非常に好戦的で獰猛です。
大型の獲物を狙う:自分より体の大きなセミやトンボ、時には激しく抵抗する蜂なども恐れずに捕らえて食べてしまいます。
カマの威嚇が派手:危険を察知すると、前脚(カマ)を大きく広げ、お腹を反り上げて激しく威嚇します。その気の強さはカマキリ界でもトップクラスです。
2. ハリガネムシに一番操られやすい
カマキリのお腹に寄生する「ハリガネムシ」ですが、実はハラビロカマキリは最も寄生率が高い種類として知られています。
水辺へ「洗脳」される:ハリガネムシに寄生されたハラビロカマキリは、脳をコントロールされ、自ら水の中に飛び込んで入水自殺をしてしまいます。
原因は好物の川虫:ハラビロカマキリは樹の上で暮らすため、川から羽化して木に登ってきたカゲロウなどの水生昆虫をよく食べます。その川虫たちがハリガネムシの幼虫を宿しているため、必然的に寄生される確率が跳ね上がってしまいます。
3. 幼虫のときは「お尻」を上げている
ハラビロカマキリの幼虫には、他の主要なカマキリにはないユニークなポーズの癖があります。
常にサソリのポーズ:幼虫の時期は、お尻(腹部)をキュッと上に向けて反り返らせながら歩きます。オオカマキリの幼虫はこのポーズをしないため、小さな幼虫の段階でも一発で見分けることができます。
4. 卵の形が「お稲荷さん」にそっくり
カマキリは種類によって卵(卵鞘・らんしょう)の形が全く異なりますが、ハラビロカマキリの卵は非常に特徴的です。
羽を開かずに飛ぶ: 普通の甲虫は硬い前羽(鞘翅)をガバッと左右に広げて、邪魔そうに飛びます。しかしクロカナブンは、前羽を閉じたまま、横の隙間から後ろ羽だけを伸ばして羽ばたきます。
平べったい形:オオカマキリの卵がふっくらした「おむすび型」なのに対し、ハラビロカマキリの卵は平べったい「お稲荷さん(いなり寿司)型」をしています。木の幹や建物の壁にペタッと貼り付けるように産まれます。
5. 中国からの最強の刺客「ムネアカ」に激減させられている
そっくりな外来種の侵入:2000年代以降、中国原産のムネアカハラビロカマキリという外来種が日本国内で急速に生息域を広げています。輸入された竹ぼうき等に卵が付着していたのが原因とされています。
在来種が駆逐される:ムネアカは在来のハラビロカマキリより一回り大きく、同じ場所に出現すると、気の強いハラビロカマキリさえも圧倒して食べてしまいます。ムネアカが侵入した地域では、在来のハラビロカマキリが瞬く間に姿を消してしまうため、生態系への影響が深刻に危惧されています。
💡 意外と知らない見分け方のコツ
もし身近でハラビロカマキリを見つけたら、羽の横を見てみてください。緑色の前羽に「白い点(斑点)」がポツンとあるのが、ハラビロカマキリだけの目印です。また、カマの付け根には黄色いイボのような突起が3個並んでいます。
もしそのカマキリが異様に大きく、胸のあたりがほんのり赤ければ、それは外来種の「ムネアカ」かもしれません。
特定外来生物のアカボシゴマダラチョウ夏型

アカボシゴマダラチョウ 意外と知らない話
Circe
アカボシゴマダラは、白地に黒い斑紋と後ろ翅の鮮やかな赤い斑点が特徴の大型のチョウです。近年、関東地方を中心に都市部の公園などでも頻繁に見かけるようになりましたが、実はその生態や歴史には「意外と知られていない事実」が多く隠されています。
1. 「春」に生まれる個体には赤い星がない
名前に「アカボシ(赤星)」とついていますが、春先に羽化する「春型」の個体には、特徴である後ろ翅の赤い斑紋がありません。
全体的に白っぽい体色をしています。
在来種のゴマダラチョウに非常によく似ています。
夏以降に発生する「夏型」になって初めて、鮮やかな赤い斑紋が現れます。
2. もともとは「日本の珍しい憧れのチョウ」だった
現在でこそ関東地方のどこでも見かけるチョウですが、本来は日本の奄美大島とその周辺にしか生息していない「奄美亜種」という超希少種でした。
かつては昆虫マニアの間で「一度は現地で見てみたい憧れの珍種」として扱われていました。
3. 現在あちこちにいるのは「中国出身の外来種」
今、関東やその周辺で見かける個体は、奄美大島のものとは異なる「中国大陸由来の亜種(原名亜種)」です。
1995年に埼玉県、1998年に神奈川県で突如発見されました。
ゲリラ的に放された「人為的な放チョウ」が原因で定着・爆発的に拡大したとされています。
現在は外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されています。
4. 飼育して移動させると法律違反になる
環境省の規制により「特定外来生物」に指定されているため、以下の行為が厳しく禁止されています。
許可のない飼育や保管
生きたまま別の場所へ運搬すること
別の野外に放つこと
注意点:捕まえたその場で観察して放す、あるいはその場で駆除することは問題ありませんが、生きたまま家に持ち帰ると法律違反(懲役や罰金の対象)になります。
5. 国蝶「オオムラサキ」との微妙な力関係
日本の国蝶であるオオムラサキや、在来種のゴマダラチョウとは、幼虫の時に同じ「エノキ」の葉を食べて育ちます。
棲み分けの習性:アカボシゴマダラは「背の低い中木・小木」、オオムラサキらは「大木」のエノキを好むため、本来は棲み分けができています。
数が爆増した時のリスク:アカボシゴマダラの数が格段に増えると、大木のエノキにまで進出してしまい、結果的に在来種の食べ物を奪ってしまうリスクが懸念されています。
ネイチャー(自然)体験
⛰ネイチャー(自然)体験記録🌊
都内の公園を中心に、昆虫観察や野鳥観察、四季の花etcのネイチャー(自然)体験関連記録⛰です。身近な整備された公園にもこんなに生物や花がいるんだなと感じて頂ければ嬉しいです。
都心にも存在する東京産カブトムシや東京産クワガタムシ、野生化したワカケホンセイインコ、東京での雪景色etc
「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」
英語の「Chill」と「Relax」を組み合わせた造語で「落ち着く・くつろぐ」を意味するChill(チル)と、緩めるを意味するRelax(リラックス)を掛け合わせた、気取らずにゆったりと過ごす快適なライフスタイルの事です。ファッションのみならず、日々の出来事、プログラミング、デザイン、グラフィック、資格、読書、料理、ガーデニング、居酒屋、立ち飲み、ネイチャー、旅行etc快適なライフスタイルを過ごす為の情報を東京吉祥寺から発信しています。
Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)


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