中野 中野区立紅葉山公園 うろこ雲 2025年9月28日(日)
まだまだ暑いですが、鮮やかなうろこ雲が空一面に広がり、秋の気配を感じます。羊にも見えますね。
鮮やかなうろこ雲

うろこ雲 意外と知らない話
Mackerel-sky
「うろこ雲」は秋の風物詩として親しまれていますが、気象学的な正体や「ひつじ雲」との意外な見分け方など、知ると誰かに話したくなる豆知識がいくつかあります。
1. 正体は「氷の粒」でできている
うろこ雲の正式名称は「巻積雲(けんせきうん)」です。上空5,000m~13,000mという非常に高い所に現れるため、雲を構成しているのは水滴ではなく、実は「氷の結晶(氷晶)」です。
2. 「指1本」でわかる!ひつじ雲との見分け方
見た目がそっくりな「ひつじ雲(高積雲)」と見分けるには、腕をまっすぐ伸ばして人差し指(または小指)を1本立てて、雲の塊の大きさと比べてみてください。
うろこ雲: 雲の1粒が小指に隠れるくらい小さければ「うろこ雲」です。
ひつじ雲: 雲の1粒が人差し指からはみ出す大きさなら「ひつじ雲」です。
また、うろこ雲は薄いため太陽の光を通しやすく、雲に影ができないのも大きな特徴です。
3. 「雨のサイン」としての的中率が高い
古くから「うろこ雲が出たら雨」と言われますが、これは理にかなっています。低気圧の前面に現れやすいため、うろこ雲が空を覆い、次第に厚くなってくると、半日から3日以内には天気が崩れる可能性が高いと言われています。高松海上保安部などの資料でも、天気が下り坂になる前兆として紹介されています。
4. 呼び名のバリエーション
形の見え方によって、複数の名前で呼ばれます。
いわし雲: いわしの群れのように見えることから。
さば雲: さばの背中の模様に似ていることから。
これらはすべて同じ「巻積雲」を指しています。
5. 稀に「穴」が開くことがある
うろこ雲にポッカリと円形の穴が開いたように見える「穴あき雲」という不思議な現象が起きることがあります。これは雲の中の水分が急激に凍って落下することで周囲の雲を消し去る現象で、非常に幻想的な光景です。


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