吉祥寺 武蔵野八幡宮 アブラゼミ 2025年8月29日(金)

吉祥寺 武蔵野八幡宮 アブラゼミ 2025年8月29日(金) 武蔵野八幡宮
吉祥寺 武蔵野八幡宮 アブラゼミ 2025年8月29日(金)

吉祥寺 武蔵野八幡宮 アブラゼミ 2025年8月29日(金)

武蔵野八幡宮の壁にて羽化して、体を乾かしているアブラゼミを発見しました。まだ色が薄くて別の蝉の様に見えますね。2025年は例年と較べて蝉の鳴き声が少ないというニュースが取り上げられていましたが、温暖化や猛暑といった環境の変化が原因でしょうか。

羽化して体を乾かしているアブラゼミ
吉祥寺 武蔵野八幡宮 アブラゼミ 2025年8月29日(金)

アブラゼミ 意外と知らない話

Large Brown Cicada
アブラゼミは、日本人にとって最もなじみ深いセミの一つですが、実は生物学的・世界的に見ると「かなり風変わり」で面白い特徴を持っています。意外と知られていない話をいくつかご紹介します。

1. 世界的に見ると「超レア」な羽の色
世界中に約3,000種以上のセミがいると言われていますが、そのほとんどが透明な羽を持っています。アブラゼミのように羽が不透明(茶色い)セミは、世界的に見ても極めて珍しい存在です。この茶色い羽には墨絵のような繊細な模様があり、観察すると非常に美しいのが特徴です。

2. 名前の由来は「音」だけじゃない?
「ジリジリジリ……」という鳴き声が、フライパンで油を熱した時の音に似ていることが名前の由来という説が有名です。
しかし、それだけではなく、その羽の色や質感が「油を塗ったような光沢」に見えることや、揚げたような色をしていることから名付けられたという説もあります。

3. 実は「都会」が少し苦手
かつては都市部でも圧倒的な数を誇っていましたが、近年、東京や大阪などの都市部ではクマゼミやミンミンゼミに勢力を押されつつあります。
乾燥に弱い: アブラゼミの卵は孵化する際に適度な湿度が必要ですが、都市部の地表がアスファルトで覆われ乾燥が進んだことで、孵化率が下がっていると考えられています。
天敵の変化: クマゼミが北上・定着したことで、生息環境の奪い合いが起きている地域もあります。

4. 「寿命は1週間」はもう古い?
「セミの成虫は1週間で死ぬ」という話が定説でしたが、近年の研究では、野外のアブラゼミは2~3週間、長いものでは1ヶ月近く生きることがわかっています。
飼育下ではストレスや栄養不足ですぐ死んでしまうため「1週間」というイメージが定着しましたが、自然界では意外とタフに生き抜いています。

5. 幼虫の期間も「7年」とは限らない
「幼虫として土の中に7年」というのも有名な話ですが、実際のアブラゼミは3~4年ほどで地上に出てくることが多いようです。
地中の栄養状態や気温によって成長速度が変わるため、必ずしも決まった年数ではありません。


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